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2005年08月22日

夏の終わりの地蔵盆

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 子供の頃は日本中何処でもやってると思っていた地蔵盆は関西、
特に京都独特だと知ったのは子の親になった、最近で、地蔵盆のかたちもだいぶ昔と変わったなと思う。
昭和30年代のこどもにとって地蔵盆は夏休み最後の大イベントで、
当番のお家の区画に化粧と紅白のよだれ掛けで飾られたお地蔵さんが祀られ、
まわりは赤い提灯と紅白のたれ幕などで飾りつけられ、町内の各家の玄関にはわりばしで組み立て、
自分の好きな絵を描いた和紙を貼った「角あんどん」が掛けられた。
(この角行灯と万灯篭ながしが記憶の中でまじっていて、これを川に流したのか別の万灯やったのか?わかりません?)

お地蔵さんの前に畳やゴザを敷いて将棋をしたり、百万遍の数珠まわし、スイカわり、のど自慢大会、
何故か「レッツ・キッス頬寄せて」と坂本九ちゃんのジェンカを踊り、
2階から篭やバケツにいれた景品をおろす福引き(ふご下ろしと言うそうです)なんかで盛り上がる、
朝から晩まで遊べる当時の子供にとっては大イベントでした。
とにかく、地蔵盆が終われば夏が終わり、そろそろ宿題にあせりだす事を思いだしました。

投稿者 savage : 2005年08月22日 21:49

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