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2006年01月12日

伏見の映画ロケ

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 日本映画通の間では日本のなんちゃってアカデミー賞より評価が高い
「キネマ旬報」昨年の日本映画一位に納屋町もロケにも使われた「パッチギ!」
が選ばれた! 昔から伏見は時代劇や映画のロケにも縁が深い。
有名な所では中書島での「仁義なき戦い」東西柳町で「青春の門」、
松本酒造ではテレビの必殺仕事人、木枯し紋次郎、市川雷蔵や
小津安次郎の映画や松田優作も出た「竜馬暗殺」も撮影に使われたと聞く、
もっと探せば他にもおもわぬ映画に使われているかも...

1974年1月公開の仁義なき戦いシリーズ4作目<頂上作戦>
中書島ロケが多数おこなわれました。
確認できだけでも、
菅原文太の広能組事務所が中書島駅前商店街
のカッパ寿司さんを曲がった突き当たりの民家が使われたのをはじめ。
冒頭のシーンの喫茶店は雲仙さん。
文太がうどん屋からでてくるシーンは大手筋南の駿河屋さんを南に入った所。
私自身がロケを見た中書島元パチンコ屋前の乱闘!
血だらけの竹本役の黒沢年男が暴れ回るシーンは中書島駅前商店街がそのまま使われています!
エキストラに一般の人が多く混じっているみたいなので、近所の人がおもわぬ出演をしているかも....
他には伏見港運動公園が出来る前の工場廃墟での撮影と思われる場面もあり、
探せばもっとありそうです。
青春の門では桃井かおりの出演シーン他多数がロケに使用されています。
ATG「竜馬暗殺」のロケは調査中!古い醤油蔵?清酒メーカーの「神聖」の敷地内?という噂です。

中書島界隈の町並みは昭和初期の感じを残している所が多かったので、
私自身ロケを見かけた記憶がもっとあるのでこれから少しずつ調べたいなと。
「時代劇の風景」というサイトでは京都の時代劇ロケが詳しくのってます。

投稿者 savage : 2006年01月12日 17:46

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